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小1の壁を乗り越えるために。家庭でできる子どものサポート方法とは

こんにちは、サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

副業で月10万を安定して稼ぐことに挑戦中の”さな”と申します。アラフォーのワーママです。

4月に入り学校生活がはじまると、子どもも親も新しい環境に慣れるために
たくさんの変化やチャレンジに直面します。

特に新1年生にとっては、生活が一変し、新しい環境やルールに適応する必要があり、
新しい友達、授業や宿題、規則正しい生活などさまざまな困難が待ち受けています。

この変化にうまく適応できず、心身ともに負担を感じてしまうことも少なくありません。

また、小1の壁は単なる学習面だけでなく、心の成長にも影響を与える重要な壁です。
新しい環境に慣れるためには、学校生活を理解し、友達関係を築いていくことが大切です。
しかし、これらをすべて一度にこなすのは、子どもにとって非常に大きな挑戦となります。

そのため、小1の壁を乗り越えるには、親子で事前に準備しておくことが非常に大切です。

事前にしっかりと準備をしておくことで、新しい生活に順応しやすくなるでしょう。

この記事では、すでに小1の壁を2回乗り越えている私が、
小1の壁を乗り越えるために親ができるサポート方法を紹介します。

少しずつ、計画的に準備を進めて、お子さんが自信を持って新しい環境に慣れられるように
サポートしていきましょう。

こんな人におすすめ
  • 小学校に入学する子どもを持つ親
  • 小1の壁に不安を感じている親
  • 未就学の子どもを持つ働く親

小1の壁とは

子どもが保育園から小学校に入学した際に、
保育園に預けていた時には可能だった仕事と子育ての両立が難しくなることを言います。

保育園では、子どもを長時間預けることができるため、親はある程度の自由な時間を
確保することができます。

しかし、小学校に入学すると、授業が終わる時間が早く、
放課後の居場所として学童保育や民間のサポートを活用する必要があります。

学童保育は、学校が終わった後に子どもを預ける場所ですが、
地域によっては子どもの数に対して定員が少ないケースがあり、
学童保育に入れないということもあります。

学童保育に預けられる場合でも、親が子どもを送り迎えしなければならなかったり、
預けられる時間が保育園の頃よりも短かったりするケースがあり、
保育園時代に比べて仕事をしている親にとっては大きな負担になります。

小1の壁が起こる理由


小1の壁が生じるのは、以下のような原因が挙げられます。
詳しく説明していきます。

学童の定員が少ない

定員が少ないために学童に入れないことがあります。
特に、人気の地域や学校近くの学童は、
早めに定員いっぱいになってしまうことが珍しくありません。

こども家庭庁によると、2024年に放課後児童クラブ(学童保育)に入所できなかった
学童待機児童数が1万7,686人であったことが発表されました(前年比1,410人増)。

データーからわかるように、学童保育の定員不足が深刻な問題であることを示しています。

参照:令和6年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況

我が家の地域は、どこかには入れるけれど、違う地域に住む人の中には入れなかった人が何人もいます

学童の預かり時間が保育園に比べて短いことが多い

保育園と学童保育の違いの一つは、預かり時間です。
保育園では、通常、朝から夕方まで預けることができるため、
親は長時間働くことが可能です。

しかし、学童保育の預かり時間(特に公立の場合)は
保育園よりも短いことが一般的です。

特に、フルタイムで働いている親にとっては、
仕事の終わりと学童保育の迎えの時間が合わず、
早退や時間調整が求められるケースも出てきてしまいます。

学校行事やPTA活動など保護者の出番が多い

学校行事やPTA活動など保護者の出番が多いことも、小1の壁を感じる要因の一つです。

子どもが小学校に入学すると、PTA活動や平日の学校行事に親が参加する機会もあり、
仕事と育児に加えて、これらの活動にも時間やエネルギーを割く必要が出てきます。

我が家は、3人子どもがいるので、保護者会や個人面談などの時間のやりくりは結構大変です

夏休みなど長期の休暇がある

夏休みなどの長期の休暇があることも、大きな課題の一つです。
子どもが家で過ごす時間が長くなるため、

学校の長期休暇は、子どもの自由時間が普段に比べて長くなるため、
親にとっては、預け先の確保や昼食の準備、
遊びや学びの機会を用意する必要があるなど、負担が増えます。

休みだからと、生活リズムが崩れたり、どこかに連れて行って欲しがったりと普段以上に負担が増えて大変です

時短勤務がしにくくなる場合が多い

子どもが小学校に入学すると、親は仕事と育児のバランスを取るために、
時短勤務やフレックスタイム制度を利用したいと考えることが増えます。

しかし、実際には多くの企業や組織で、時短勤務の対象者が
未就学児がいる場合に限定されていることが多く、
小学校に入学すると時短勤務ができなくなってしまうことも少なくありません。

小学校に入ってしばらくは、親も子も新しい生活に慣れるまでストレスを感じることが多いので、柔軟に時短勤務やフレックス制度が利用できるといいですね

宿題や翌日の準備など日常のフォローが必要になる

小学校に入学すると、宿題や翌日の準備、学習のサポートなど
日常的なフォローが必要になります。

特に、最初は子ども自身が学校での生活に慣れるのが大変な時期になるので
生活のリズムを整えたり、忘れ物がないかなどのサポートをしたりすることが大切です。

はじめのうちは、持ち物のチェックや宿題の確認は子どもと一緒にやってあげることがおすすめです

小1の壁を乗り越えるための準備

小1の壁をスムーズに乗り越えるためには、事前に準備をしておくことが大切です。
以下は、小1の壁を乗り越えるための具体的な準備とそのポイントです。

生活リズムを整える

入学前に早寝早起きの習慣を身につけさせておくことが大切です。
朝の準備や登校時間に余裕を持てるよう、早寝を習慣化しておきましょう。

家庭での学習習慣を整える

家庭での学習習慣を整えておくことは大切です。
小学校に入学すると、子どもは学校での授業や宿題など新しい経験が増えますが、
学習習慣がないと、学校生活においてストレスを感じやすくなります。

最初は1日5分や10分でもいいので、習慣化することが大切です。

学校生活のルールを教える

学校生活にスムーズに慣れられるように、基本的なルールを教えておきましょう。
挨拶や礼儀、授業中に集中すること、先生や友達への敬意、整理整頓などを家庭で教えておくことで、
子どもは比較的スムーズに学校生活に入ることができますよ。

学童保育の情報を収集して、選ぶ

学童保育の情報を収集して、子どもや各家庭のニーズにあった学童を選ぶことも大切です。
地域によっては定員が限られていたり、人気の施設では定員が早く埋まってしまうため、
早めに調べはじめることが大切です。

不安を解消するために親子でコミュニケーションをとる

子どもは新しい環境に対して不安や心配を感じていることがあります。

我が家の子どもたちも楽しみな反面、不安がっていました

小1の壁をうまく乗り切っていくポイント


子どもが小学校に入ることは親子にとって大変なことです。
ここからは、うまく乗り切っていくポイントについてご紹介します。

利用できる制度を活用する

フレックス制度や在宅ワークの活用など、利用できる制度を活用することは、
小1の壁を乗り越えるために非常に重要です。

平日にある学校行事への参加や、子どもが体調を崩した時の対応など、
柔軟な働き方が求められる場面が多くなります。

特に、子どもが初めての学校生活で適応しきれない時期には、親のサポートが必要なため、
通常の勤務の仕方では対応ができない可能性がでてきてしまいます。

使える制度は使い、場合によっては会社とかけ合って入学からしばらくの期間だけでも
柔軟な働き方に変えてもらえないか交渉してみることもおすすめです。

民間のサービスを活用する

家族の中で対応できない場合は、さまざまな民間のサービスの利用を考えてみましょう。

子どもとの時間や学校行事への参加など親でなければならない部分もありますが、
そうでない家事や送り迎え、買い物などの部分に関しては外部のサービスを活用することで、
親の負担を軽減することができます。

習い事を利用する

習い事を利用することも有効な方法です。
習い事は、学童よりも遅くまでやってくれることが多いため、
親の仕事が終わる時間に合わせて迎えにいくことができます。

毎日学童では飽きてしまうという子にとっても、気分転換になるはずです。

保護者同士で情報交換をする

子どもが同じ学校や学童に通う保護者同士で情報交換をすることも大切です。
学校生活や育児に関する情報を他の保護者と共有し合うことで、
共感やアドバイスを得ることができ、心強いサポートを感じられるようになります。

私もママ友やパパ友との情報交換で助けてもらったことはたくさんあります。ちょっとしたことを聞ける存在はありがたいですね

子どもの様子や交友関係などがわかるというメリットもあります。

子どもとのコミュニケーションを強化する

子どもとのコミュニケーションの時間を増やすことも大切です。

小学校に入学したばかりの子どもは、新しい環境やルールに適応しなければならず、
親としてもサポートが求められます。

ちょっとした子どもの変化を見逃さないためにも、
しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。

さいごに

小学校入学は、子どもだけでなく親にとっても大きな変化です。

学校生活がはじまると、親は育児と仕事の両立や、学校行事やお迎えなど、
新たなタスクや責任を抱えることになります。

それに加えて、親自身も子どもの成長に伴う不安や心配を感じることが多く、
戸惑いや迷いを感じることもあるでしょう。

特に小1の壁と言われるように、最初の1年は環境の変化や生活のリズムの違いに
対応するために、多くのエネルギーが必要です。

子どもによって必要な対応が異なるため、親は子どもの様子を確認しながら
柔軟に対応していく必要があります。

大変なことも多いですが、親自身も焦らずに、子どもの成長に寄り添って支えることが、
小学校生活をスムーズに進める鍵となります。

焦らず少しずつ慣れていけるようにサポートしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

子どもの「やりたい」に「いいよ」でこたえられる母に